日本彩発見Top > 食の彩発見 > 東北 > 秋田県北部−比内地鶏
あきた
秋田
Akita
「比内地鶏」の歴史は、古来から秋田県北部の比内地方に存在した、日本固有の種である「比内鶏」に遡ります。その「比内鶏」が国の天然記念物に指定されたため「比内鶏」の特長を受け継ぐ「比内地鶏」が開発されました。比内地鶏には、飼料・飼育方法・飼育期間に一定の基準が設けてあります。ストレスによって肉質が悪くならないように、昔ながらの放し飼いというとても手間のかかる方法で飼育されています。このためコクと風味と歯ごたえがあり、それでいて火を通しても硬くなりすぎないといった特長があります。鹿児島の薩摩地鶏や愛知の名古屋コーチンと並んで、日本三大地鶏として知られています。 |
ひとくち情報 1枚目は、角館にある「桜の里」で撮った写真です。「比内地鶏」を使った親子丼は、卵がトロトロ、火の通し加減が絶妙で、今まで食べた親子丼の中で一番美味しく感じられました。2枚目の写真は、秋田市内の居酒屋で食べた、比内地鶏の串焼きです。 |