日本彩発見Top > 食の彩発見 > 東北 > 秋田県北部−きりたんぽ鍋
あきた
秋田
Akita
「きりたんぽ」とは、つぶしたご飯を、秋田杉で作った棒に巻き付けて焼いたもので、焼いた後に棒を外すと、竹輪のような形となっています。このきりたんぽを使って、醤油味の鶏ダシで作った鍋物が、きりたんぽ鍋です。鶏肉(比内地鶏だとさらにおいしい)・ゴボウ・ネギ・セリ・その他好みの具材(きのこや白滝など)を入れます。初めて食べたきりたんぽ鍋は、秋田出身の友人が作ってくれたもので「実家からあきたこまちの新米が届かないと作れない」とか「セリとゴボウは必ず入れないといけない」などのこだわりを持っていたので、大変な料理だなと思いました。秋田では一般的によく作るそうですが、一から作ると大変なので、きりたんぽは、市販のものを使うことが多いそうで、スーパーなどには必ずあるそうです。 |
ひとくち情報 1枚目の写真は火を点ける前、2枚目は火が通った後で、秋田駅の駅ビル「トピコ」3Fにある「杉のや」で食べた時の写真です。1人前から注文できるので、気軽に食べることができます。駅ビルなので昼間も営業していて、アクセスがよく、他にも稲庭うどんやしょっつる鍋や比内地鶏など、郷土料理がたくさんあるので、便利です。出張の帰りがけかなと思われる方もたくさんいました。 |