日本彩発見Top > 食の彩発見 > 東北 > 青森県黒石−黒石やきそば
くろいし
黒石
Kuroishi
黒石やきそばとは、戦後、市内の製麺所で作られた中華麺を使って、各店が独自のゆで方や蒸し方で焼きそばを売り出したのが始まりで、昭和30年頃には食堂だけでなく駄菓子屋などでも売られていたとの事です。ソースが絡みやすいように、太くて平らな麺と、甘辛いソースが特徴のようですが、「やきそばのまち黒石会」で発行されている、やきそばマップには、太平麺ではないお店もたくさん掲載されていました。マップによれば、蒸し麺ではなく、生麺をゆでてから作る店が多いようです。そして、エースコックよりカップ麺が全国発売された事でも話題を集めたのが「つゆやきそば」です。昭和30年代後半に、美満寿(みます)というお店で生まれたそうで、出来上がった黒石やきそばに、名前の通り「つゆ」をかけて、揚げ玉・ねぎを載せたものですが、「つゆ」に決まりは特にないようで、お店によって、うどんつゆや、ラーメンスープなどのように、まちまちです。 |
ひとくち情報 20年も前からつゆやきそばを作っているという「妙光」で食べた時の写真です。やきそばマップに「テレビでおなじみ」と書かれていましたが、壁には芸能人との写真がたくさん飾られていました。最近も土曜朝の番組「知っとこ」で紹介されていたお店です。やきそば目当てに黒石に行く場合には、やはり「やきそばマップ」を入手しておくと便利です。お店の場所や営業時間だけでなく、やきそばの特徴も書いてあるので、好みのお店を探す参考にもなります。現地(弘前駅や黒石など)で手に入れる他、「黒石会」のサイトでも入手できます。 |